2010年09月01日

3種の芙蓉

 

去年「酔芙蓉の朝から夕」で、朝咲いたときは白くて日光を浴びるとだんだんと赤みを増し夕方には紅色になるスイフヨウを紹介しました。高橋治の『風の盆恋歌』に印象的に登場したとのコメントがあり、本の表紙に描かれていた八重のスイフヨウがなかなか見つけられなかったのですが、「灯台下暗し」で砧公園「ねむの木広場」になにげにある4株の芙蓉が、普通の花2株、一重と八重の酔芙蓉が1株ずつであるのを発見しました。ラジオ体操の帰りに撮り、昼間行って撮り、4時頃にもう一度行く予定が、連日の酷暑で酷使した洗濯機が不調になって修復に手間取って出かけられず、5時半頃行ったらもうすっかりつぼんでいて残念! 八重の花は本の表紙の絵みたいに美しくなくて縮れていますが、ずっと雨が降らないための水分不足のせいではないかと思います。砧公園のほかの植物もぐったりして生気がありません。

  
タグ :酔芙蓉

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2010年08月24日

どじょうをどうじょ

 

用賀の夏の風物詩は用賀町会主催のどじょうすくい。用賀駅から砧公園に続くいらか道の水路に何千匹もの泥鰌が放たれ、わいわい大騒ぎですくうのが用賀の子どもたちの楽しみです。友だち同士で成果を較べっこしていたり、少ししかとれなかった弟にお兄ちゃんが分けてあげたり、微笑ましい情景が見受けられました。「ママー、こんなにとったよ」「こんなにとってどうするの!」と言われ、いっぱいとったのをぶちまける子も……。うちで飼うという子もいましたが、料理して食べるというのは少ないでしょうね。子どもの頃料理本を見るのが好きで印象に残っている「巣ごもり豆腐」という料理は、水と豆腐と泥鰌を鍋に入れて熱していくと、泥鰌は熱さから逃れようと豆腐に入り込み十分煮えたところで泥鰌の刺さった豆腐を切って食べるというものでした。「この料理は美味しくなさそうだな」と子ども心に思いました。「地獄鍋」という名もあるようです。

  

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2010年08月16日

世田谷の白樺

 

6月10日の「まるで高原」で紹介した白樺林のお宅。白樺にまつわるお話をきいてみたいなあと思っていたところ、後日ラッキーなことに古くからの友人の親戚と判明したのです! この間通りがかりに家の方を見かけて「私、〇〇さんの友だちです」と声をかけたところ「どうぞ、どうぞ」と招き入れられました。40年以上前に、ご主人が家や庭を大好きな北欧をイメージして造られたそうです。東京で白樺を育てるのは難しいのではという問には「ここは(国分寺崖線の上にあるので)丹沢山系からの風が吹き渡るおかげで白樺が育つようです」とのお答えでした。トップの写真はすごい大きさの1枚ガラスがはめ込んである居間から撮りました。お庭も家の中もすばらしいと感嘆していたら、山口百恵主演の「赤いシリーズ」の撮影に貸して以後、カタログの写真やCM等このお宅を映像に使いたいという依頼が次々とあるそうで、私がお邪魔した日も「ガス会社のCMに使う話でこれから打ち合わせに来るんですよ」とのことでした。200坪の敷地のお掃除はなかなか大変と聞いて私もお手伝いしました。

  
タグ :白樺林

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2010年08月11日

闇に咲く花

 

ラジオ体操仲間のHさんに「夜の化身」カラスウリの花の話をしたところ「うちにも夜咲く花があるわよ」と言われ、お宅までついていきました。チョウセンアサガオです。一度植えたらその後毎年出てくるとか。「毒があるので植える人が少ないのか、あまり見かけないわね。暗くなってから咲いていい匂いがするのよ」とのことです。今日咲きそうな蕾があったので、8時過ぎに行ったら暗闇の中に白い花が開いていました。チョウセンアサガオは、昔麻酔剤や自白剤に使われたとか。有吉佐和子作「華岡青洲の妻」に出てくる麻酔剤は、チョウセンアサガオ(別名マンダラゲ)を主に数種の生薬を合わせて作ったものだそうです。Hさんは以前にハンカチの木なども教えてくださった植物好きで、この間小石川植物園で開花した「大きなコンニャクの花」も見に行かれたのですが、「とても臭いと聞いていたけど(大勢の人が詰めかけていて)汗のにおいの方がすごかった」とのことでした。

  

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2010年08月03日

夜の化身

 

去年の夏から「赤い実のなるカラスウリ」をずっと捜していました。今年の春、正面に環八が見えるいらか道左の梅林東の生垣についに赤い実を発見! わが家からは、砧公園までの距離の半分くらいの場所です。夏になると、向かいの生垣に7月初めから黄色い実のなるキカラスウリの花が沢山咲きだしたのですが、こちらはなかなか蕾が出てきません。毎朝ラジオ体操の帰りに観察を続けていたところ、やっと白い蕾を見つけ、夜8時過ぎに懐中電灯持参で行きました。「あった!」暗闇の中で、白い小さな花が綿毛をふわりと垂らしていました。安野モヨ子の漫画「オチビサン」が「夜の化身みたいな花」と言っていた通り、朝の光とともにつぼんでしまうようです。この辺りをうろうろしているうちに梅林の家の方と知り合ったのですが、「昔からカラスウリの実は見ているけど花は見たことない」とのこと、今朝お会いしたら「まだ見ていない」そうなので「多分これが今夜咲きますよ」と教えてあげました。「キカラスウリの花よりずっと優しくてはかなげで素敵、ぜひ見てください」などと花の持ち主に向かって熱く語ってしまいました。

  

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2010年07月28日

お庭拝見

 

区報『せたがや』に、7月25日「成城三丁目小さな森」オープンガーデン※個人宅につき、公開日以外は入れません、とのお知らせが載っていました。わが家から歩くと片道6000歩以上あるのでさすがにめったに行かないところです。成城の高級住宅街は見とれてしまうような素敵な邸宅が並んでいますが、人通りが少なくて聞くことができず、見つけるまでに大汗をかきました。目指したNさん宅は、玄関は道に面していますが敷地全体が相当な急傾斜で、「国分寺崖線(こくぶんじがいせん)」をそのままレンガ造りにした感じです。国分寺崖線をつかったお庭としては静嘉堂や小坂邸などがありますが、こんな風にレンガで作り上げた庭というのも趣がありますね。樋で集めた雨を流し込む天水桶がとてもおしゃれです。NHKのクルーが撮影に来ていて、取材に行った私が取材されてしまいました。
※ 国分寺崖線とは「自然が作り上げた立川市から大田区まで続く崖のつらなり。世田谷区では喜多見・成城から等々力・尾山台へつながる緑のベルト地帯でもあり、湧き水の宝庫」(あんじゅ舎 『Setagaya わたしの散歩道』より)

 

  

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2010年07月22日

念願かなって

  梅雨明けとともにやってきた猛烈な暑さの中、世田谷総合運動場西側崖下の水場に行きました。ザリガニをすくっている親子連れを横目に小さな流れに沿って歩いている時、青い光が目の前をかすめ、5、6m先の石にカワセミが止まったのです。ドキドキワクワクしながら、震える手でカメラを取り出し「行かないで、行かないで」と念じつつ、1歩ごとにシャッターを押しました。5枚撮った最後の1枚がこれです。今年3月に青い物体としか見えないカワセミの写真を出した時励ましの書き込みをいくつもいただきました。皆さま、念願かなって目まではっきりした写真を撮ることができました。フラワーランドのSさんに話したら「男の子? 女の子?」と聞かれ「えっ、そんなの分かりません」「男の子はくちばしが黒くて、女の子なら下のくちばしが赤いよ」「それなら男の子です」燃えるように暑い夏の午後、嬉しいカワセミくんとの一期一会でした。   
タグ :カワセミ

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2010年07月16日

マツリの季節

 

夏は祭りの季節、そして「マツリ」の季節でもあります。「ルリマツリ」、「マツリ」は「茉莉」と書き、花がジャスミン茶にする「マツリカ(茉莉花)」に似ているのでつけられたとか。涼しげな青色を好む人が多いらしく、道を歩いているとあちこちで咲いているのを見かけます。「ルリ」は瑠璃色から来ているとすれば、白い花は「シロマツリ」と呼びたくなりますが……。青、白それぞれ私のウォーキング圏内で一番大きかったものの写真です。

    
タグ :ルリマツリ

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2010年07月10日

ラッパがいっぱい

 

華やかなオレンジ色に惹かれる夏の花、ノウゼンカズラ(凌霄花)は「ノウゼンカズラ科の蔓性落葉樹で付着根によって他物によじ上る」植物です。木や塀を伝わって蔓が垂れている光景はよく見かけますが、静嘉堂付近から二子玉川駅に向かう遊歩道に、鉄パイプの支柱で行灯仕立てにして傘を広げたような見事なノウゼンカズラがありました。大きな傘の中に入って裏側から花を見るのも乙なものです。花がラッパの形なので英語ではトランペットフラワーと呼ばれていると聞いたら、巨大な虫の羽音のようなブブゼラの唸りが耳によみがえりました。「五月蠅」ならぬ「七月蠅」と呼びたいような音です。サッカーはあと2試合、全米女子オープン、選挙速報、ここしばらくはテレビから目が離せません。

  

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2010年07月04日

花とうどん

 

水辺に涼しげに咲いているのは、ドクダミ科のハンゲショウ(半夏生:半化粧)、花が咲き出すとそのつけねの葉っぱが表側だけ白くお化粧する珍しい植物です。花が終わると白は薄れていきます。この花が咲くのは、昔の暦で「夏至から11日目」を指す七十二候のひとつ「半夏生」の頃、梅雨が明け田植えを終える日とされていました。今年の半夏生は7月2日、香川県では田植えを手伝ってもらった人たちを招いてうどんを振舞うのが昔からの慣わしだったので、7月2日を「うどんの日」と決めて、いろいろのイベントが行われているそうです。私もお昼に、この間高松に行ったとき買った有名店の讃岐うどんを香川県ではごくポピュラーな「釜たまうどん」にしました。花とうどん、ちゃんとつながったでしょ。あらー、うどんのねぎまでつながってる!!

      
タグ :半夏生

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2010年06月28日

蜜の味

 

ボダイジュの蜜はどんな味がするか、想像つきますか? 1カ月ほど前から砧公園「ねむのき広場」のボダイジュを観察していました。初めに葉っぱと見分けがつかないくらい緑色の苞が開きます。苞の真ん中から柄が下がり沢山の蕾がついて、膨らんで、花が咲いて、種ができて、ある日パラグライダーのような形の苞が枝を離れて飛び立ち、タネを運んでいくのです。花の盛りの頃、蝶々やハチが沢山群がっているのを見ていましたが、用賀駅近くの蜂蜜専門店「花めぐみ」に立ち寄った時、「菩提樹の蜂蜜」を見つけました。このお店では、社民党本部のあるビルの屋上に巣箱を置いて蜂が集めた「千鳥が淵のサクラ」や「お堀端のユリノキ」「銀座のマロニエ」などさまざまな蜜の味見をさせてもらえます。ユリノキは甘さが濃く、サクラはほのかにサクラの香りがして、ハギやアカシアそれぞれ独特の香りと味です。ボダイジュは「くせがありますよ」というお店の方の言葉通り、かなり違った味わいですが、私はくせのある食べ物が大好きなので、とても気に入って買いました。これは岩手産です。デザートに「菩提樹ヨーグルト」、ちょっとおしゃれでしょ。

       
タグ :菩提樹

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2010年06月22日

雨中の花火

 

雨が降っているほうがきれいに見える花火は何でしょう? 「隅田の花火」は、私が名前を知っている唯一のガクアジサイです。中心に小さな花が密生し、周囲に額縁を思わせる大形の装飾花をつけるのがガクアジサイ。「隅田の花火」は薄い青みを帯びた八重の装飾花が放射状に垂れ、ぱっと咲いた花火のよう。40年位前に作られてから人気抜群です。近所ではフラワーランドのほかあちこちに咲いるのを見かけます。砧公園にも色とりどりのアジサイを集めた場所があり、紫に白の縁取りなど珍しい花も見つけました。

    
タグ :隅田の花火

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2010年06月16日

ベリーの仲間

 

日本語で「液果」と訳されるberryは、名前の通り水分が多く皮が柔らかい。代表的なのはストロベリーやブルーベリーですが、桑の実もマルベリーと呼ばれてベリーの仲間です。砧公園ではレストランと売店の間にある桑の木、今年はこれまでに低温の日が多かったせいか実が白くなっています。淋しいなあと思っていたら、静嘉堂近くの丸子川の土手に大きな桑の木を見つけました。道と反対側の岸から川を越えて枝が張り出しています。まだ赤い実が多かったので、2日後に友人を誘って摘みに行きました。黒く熟した実を摘んだ帰り道、黄色い梅の実が地面を覆い尽くしている畑を見つけ「わぁぁ」と見とれていると畑の持ち主が帰るところで「欲しいなら拾っていいよ。帰りにこの鍵をかけて」と南京錠を渡してくれました。よっぽど欲しそうな顔をしていたのでしょう。心ゆくまで拾って梅ジャムを作りました。自然の恵みをありがたくいただいた日でした。

    
タグ :桑の実

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2010年06月10日

まるで高原

 

この白樺林、民家園を見下ろす高台にある岡本3丁目のお宅です。手前の門とフェンスを切り取ってしまうと、どうしたって信州かどこかの高原の景色ですよね。この家のご主人は白樺によほど深い思い入れがあるのでしょう。建物の横に回ってみても南西の角に桜の木が1本あるほか、庭木はすべてが白樺のようです。花が乱れ咲く季節なのに、緑と白以外の色は見当たりません。おまけに軒下に積まれているのは白樺を切りそろえた薪の束! これだけ徹底して白樺を愛しているってすばらしいですね。白樺という言葉が出てくる歌が次々に浮かんできました。♪シラカバ、青空、南風、♪雪のシラカバ並木夕日が映える、♪明るい青空、シラカバ林♪♪ えっ、最後の歌は何かですって? ♪山越え谷越えはるばると、って続くんですけど、ちょっと古かったかしら。

  
タグ :白樺

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2010年06月04日

イボを取る木

 

前回の「2色の花」で、ルイセニョールさんから「白い小さな円錐花序を沢山つけたセイヨウイボタ。控えめに咲いていますが、とても素敵な香り」との書込みがありました。「イボタ」という言葉を初めて聞き、ネットで調べて花の色や形を記憶に留めました。翌朝、砧公園で「あっ、これはイボタだ!」と確認しました。イボタはモクセイ科なのでいい香りがします。その直後に「この花、なんて名前?」と訊かれ、さらに「イボタ? どんな字を書くの?」との質問もあり、またまたインターネットのお世話になりました。「イボタノキ」は「疣取木」とか「水蝋木」と書きます。この木には「イボタロウムシ」と呼ばれるカイガラムシが寄生して、樹皮に雄の幼虫が分泌した蝋を採取してロウソクなどに使用され、疣の根元を絹糸で縛って熱した蝋をたらすと疣が取れるなどの薬効があるそうです。いつも通っていた道でも見過ごしていたイボタノキが、あそこにもここにもあると思って写真を撮りました。でも、花の形が少し違うみたい。 6月5日 今朝、いらか道に面した梅林の生垣が一番下の写真の花だと気づきました。折りよく、そこのご主人が出ていらしたのでお聞きしたら「これはネズミモチです」とのこと。ネズミモチはイボタと同じ「モクセイ科イボタノキ属」なので花が似ているのですが、ネズミモチは常緑樹、イボタノキは落葉樹であるのが違います。トップに出したイボタの写真を撮ったのは、フラワーランドの向かいのお宅で、ブロック塀の上に大きく広がっています。砧公園のはまだ小さく1mくらいしかありません。

  
タグ :疣取木

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2010年05月29日

2色の花

ウォーキング中に初めて見た2つの植物、どちらも同じ枝に2色の花が咲いています。写真を撮ってフラワーランドに駆け込んだら、両方とも咲きわけではないとのこと。白と紫の花は、ニオイバンマツリ、咲いた時は紫で徐々に色があせて白くなっていくのです。匂いは、ジャスミンに似ていました。ネットで調べて面白かったのは英語名です。紫から白に変わることからなのでしょうか、こんな名前が出てきました。
☆MORNING-NOON-AND-NIGHT
☆YESTERDAY―TODAY-AND-TOMORROW
☆KISS-ME-QUICK
白と黄色の花はスイカズラ(吸葛)です。瀬田交差点と二子玉川の真ん中辺りのアートトンネル横の土手に咲いていました。咲いたときは白い花がだんだん黄色くなります。花を吸うと甘い蜜があることから和名は吸葛、英語名はHONEYSUCKLE(Honey=蜜、Suck=吸う)、花の色から、金銀花とも呼ばれるし、生命力が強くて冬でも枯れないことから忍冬(ニンドウ)との名前もあります。腹中を温め、食欲を増し、鬱の気を払うなどの薬効があることから、家康は忍冬酒をこよなく愛し薬草の研究をし、忍冬酒を造っていたとか。ひとつのことを掘り下げていくとどんどんと視界が広がっていくのは面白いですね!!

  

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2010年05月23日

3月の風4月の雨

 

イギリスのわらべ歌とも言うべき「マザーグース」が
   March winds and April showers
         Bring forth May flowers  
「3月の風と4月の雨が5月の花を咲かせます」と唄っている通り、5月はどこに行っても花、花、花。フラワーランドでは「フラワーランドの集い」が開かれています。それほど広いとは言えない園内のどこを見て百花繚乱、バラ、ジャーマンアイリス、ツボサンゴ、ルピナス、名前の分からない花も沢山ありますが、いちいち訊いていられません。どれもこれもきれいで激写しました。

  

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2010年05月17日

これも名木

    
 
世田谷の「名木百選」のひとつ「大蔵の五尺藤」の和田さん宅には、もうひとつ名木があります。カルミア、蕾が金平糖のように可愛く、花も変わった形です。この花について、興味深いお話を伺いました。和田家のお祖父様は、静嘉堂のある三菱財閥の創始者岩崎家の、盆栽や植木を扱う仕事をしていらした方で、昔々三菱の船が運んできたカルミアの苗木を1本いただいて植えたそうです。小石川植物園から譲ってくれないかと要請があったりもしたとか。あれこれ調べたら、ワシントンのポトマック河畔に日本から寄贈された桜のお返しに、1915年にはハナミズキが、1918年にはカルミアがアメリカから送られたのです(山田孝雄著「桜史」)。和田家のカルミアがそのときのものなのかは分かりませんが、日本最古に近いカルミアとは言えそうです。ご近所の方たちは、このすてきな花に魅せられ、ぜひとも欲しいと願った結果、農協が苗木を輸入したので、近隣にもカルミアをお持ちの家がいくつかあると聞きました。その通り、砧公園と清掃工場の間の道からよく見えるところに「カルミア屋敷」と呼びたいようなお宅を発見。数えてみると10本以上の大きなカルミアの木が花を咲かせています。砧公園にもカルミアがありますが、較べてみるとまるで赤ちゃんです(5月18日、砧公園のカルミアを追加しました)
  
タグ :カルミア

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2010年05月11日

怪虫を目撃

 

ラジオ体操の帰りによく通るパークブリッジ(砧公園から環八をまたぐ石造りの歩道橋)で、こんな虫を見ました。何しろ大きい! 敷石が9cm角なので5センチ近くあるでしょうか。蜂の仲間なのか獰猛な感じで、襲われないかとおっかなびっくりで写真を撮りました。この怪しい虫がなんだか分かったら教えてください。「怪」と言えば、去年「ジャスミンが薫る」で紹介したジャスミン怪獣を憶えていますか? この1年「どうなるのだろう」と興味深く観察していましたが、結局全部枯れて新しく葉が茂ってきました。変わり果てた怪獣は今や幽霊のごとく電線にすがってふらふら揺れています。向かいのフェンスに絡んでいたテッセンは、今年はとても元気に沢山咲いて、怪獣のエネルギーを吸い取ったかのよう。年年歳歳花同じからずです。

  

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2010年05月05日

ピンクを発見!

 

藤にはピンクの花もあると知っていましたが、この周辺にはないなあと思いつつ、藤色と白の花の記事をアップしたのは昨日のこと。なんと今日、砧小学校の通称「トンネル門」の真上にピンクの藤を発見!! この門は現在閉鎖されていて、正門は反対側。世田谷区の小学校サッカー大会が開催されていたので、自由に入ることができました。サッカーでにぎわう校庭を抜けて校舎の裏側に回ると、誰一人いない裏庭にピンクの藤の房がかすかに揺れています。多分今日は最高の見ごろ、夢見心地でした。その帰り、「せたがや百景」や「名木百選」に選ばれている「大蔵の五尺藤」を見に行きました。個人のお宅ですが、棚の下に椅子を置いて「どうぞ」と開放してくださっています。私は30年くらい前からときどき来ていましたが、今日は久しぶりです。お家の方のお話では、近年弱ってきているけれど、今年はよく花がつきましたとのこと。どちらも雨が降らなければ、今週末くらいまでは楽しめると思います。近くの方はぜひ見てください。

  

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